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志望動機の書き方と面接での伝え方

2026.03.14

志望動機の書き方と面接での伝え方

「志望動機が思いつかない」「御社に興味があります以上のことが書けない」——転職活動で多くの人が悩むのが志望動機の作成です。

志望動機は「なぜこの会社でなければならないのか」を説明する言葉です。転職エージェントに履歴書を確認してもらう際に最も指摘が多い項目でもあります。

この記事では、転職面接で通用する志望動機の作り方を具体的に解説します。

面接官が志望動機で確認していること

採用担当者が志望動機で知りたいのは3つです。

1. なぜこの業界・職種なのか 他の会社でもできるのに、なぜここを選ぶのかを確認しています。「御社に興味があります」だけでは他社でもいいのでは、と映ります。

2. 長く働いてもらえるか 転職コストがかかるため、採用後すぐに辞めないかを確認しています。「この会社でやり遂げたいこと」が明確かどうかが判断材料になります。

3. 自分の強みをここで活かせると理解しているか 「やりたいこと」だけでなく「自分が貢献できること」が見えているかを確認します。

志望動機の4要素と構成

転職の志望動機は以下の4要素で構成します。

  1. 前職の経験・スキル(自分の背景)
  2. 転職の理由・きっかけ(なぜ動くのか)
  3. この会社を選んだ理由(なぜここなのか)
  4. 入社後に実現したいこと(どう貢献するか)

この4つを250〜400字で書くのが基本構成です。

例文:

「前職では5年間、中小企業向けのSaaS営業を担当し、年間新規契約20件を達成してきました。より大きな市場で自分の営業スキルを試したいという思いが強くなり、転職を決意しました。 御社は業界最大手として○○市場でのシェアを伸ばしており、プロダクトの強さと営業力の両輪で成長している点に魅力を感じています。特に直近のプレスリリースで発表された○○の新機能は、私が前職で課題と感じていたニーズに応えるものだと思います。 入社後は前職での営業ノウハウを活かしつつ、御社の大企業向けセールスに挑戦し、チームの売上拡大に貢献したいと考えています」

志望動機のNGパターン

NG①:会社の規模・知名度だけを理由にする

「大手企業で安定して働きたい」「御社のブランドに憧れています」という理由は、企業側にとって「うちでなくていいのでは」という印象を与えます。企業固有の理由が必要です。

NG②:前職の不満だけを動機にする

「残業が多くて嫌だった」「上司との関係が悪かった」などネガティブな理由だけで志望動機を語ると、「次の会社でも同じことを言いそう」と見られます。現職への不満は「次で実現したいこと」に変換して伝えましょう。

NG③:抽象的すぎる

「御社の理念に共感しました」「チャレンジングな環境で成長したいです」だけでは、他の100社にも送れる志望動機です。企業のどの具体的な取り組み・事業・製品に共感したのかを必ず入れましょう。

NG④:職務経歴書との矛盾

「チームワークを大切にしたい」と言いながら職歴がほぼ個人プレーのみ、というケースは面接官を混乱させます。志望動機は職務経歴書と一貫性のある内容にしましょう。

業種・職種別の志望動機のポイント

営業職への転職

営業職の志望動機では「なぜこの会社の商品・サービスを売りたいのか」を具体的に語ることが重要です。

「前職の法人営業での経験を活かし、御社の○○サービスを通じてより多くの中小企業の経営課題解決に貢献したいと考えています。御社のサービスは○○という機能が業界でも差別化されており、私が前職で顧客から求められていた課題にマッチすると感じています」

事務・バックオフィス職への転職

「安定・楽そう」という動機は見え透いてしまいます。「この会社の業務をサポートしたい理由」と「自分のスキルで何ができるか」を中心に構成します。

IT・エンジニア職への転職

技術スキルのアピールと、「なぜこの会社の開発環境・技術スタックで働きたいか」の両方を盛り込みます。GitHubのポートフォリオや技術ブログも合わせてアピールすると効果的です。

面接での志望動機の話し方

書いた内容をそのまま読まずに、「話し言葉」で伝えることが大切です。

ポイント:

  • 最初に「結論」から話す(「私が御社を志望した最大の理由は○○です」)
  • 続けて背景・理由を話す(「前職で○○を経験し…」)
  • 最後に入社後の貢献イメージで締める

面接官から「なぜですか?」と深掘りされることを想定して、各要素に「なぜ?」の答えを準備しておきましょう。

よくある質問

Q. 志望動機は会社ごとに変えるべきですか?

はい、必ず変えましょう。「前職経験とやりたいこと」は共通で良いですが、「なぜこの会社なのか」の部分は企業ごとに固有の内容にします。同じ志望動機を使い回すと、企業の事業を深く調べていないことがバレます。

Q. 業界未経験でも志望動機で合格できますか?

できます。ただし「なぜ未経験でこの業界に飛び込みたいのか」の説明が必須です。「前職の経験を活かせる接点」と「この業界でやり遂げたいこと」を明確にすることで、未経験転職の志望動機でも説得力が生まれます。

Q. 転職エージェントに紹介してもらった会社への志望動機はどう作りますか?

「エージェントから紹介されたから」は当然NGです。紹介された後、自分で企業のWebサイト・採用HP・最新ニュースを調べ、「自分がなぜこの会社に魅力を感じるか」を言語化しましょう。

まとめ

志望動機作成のポイントをまとめます。

  • 4要素(前職経験・転職理由・この会社を選んだ理由・入社後の貢献)で構成する
  • 企業固有の理由を必ず入れる(「御社でなければならない理由」)
  • 「ネガティブな理由だけ」「安定・知名度」「抽象的すぎる」はNG
  • 職務経歴書との一貫性を必ず確認する
  • 面接では「結論→背景→貢献」の順で話す

まず「この会社のどこに本当に魅力を感じているか」を自問自答することから始めましょう。

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