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職務経歴書の書き方と例文|転職者向け完全版

2026.03.14

職務経歴書の書き方と例文|転職者向け完全版

「職務経歴書を何度書き直しても書類で落ちる」「何をアピールすればいいかわからない」——転職活動で最もつまずきやすいのが職務経歴書の作成です。

採用担当者は一人の書類を平均30秒〜1分で確認します(リクルートエージェント調査)。この短時間で「この人に会ってみたい」と思わせる書類を作ることが書類選考通過の条件です。

この記事では、採用担当者の視点から、書類選考を通過する職務経歴書の書き方を具体的に解説します。

職務経歴書の基本構成

転職用の職務経歴書は、以下の4つのセクションで構成します。A4用紙2枚以内が基本です。

1. 職務要約(冒頭3〜5行)

職歴全体を3〜5行に凝縮したサマリーです。採用担当者が最初に目を通す部分なので、「何ができる人か」を30秒で伝えられる内容にします。

例文:

「新卒から8年間、食品メーカーの法人営業に従事。中小スーパー・コンビニチェーンへの新規開拓と既存顧客のフォローを担当し、直近3年で担当売上を累計1.3億円に拡大。2023年度は社内最優秀営業賞を受賞。現在は5名チームのリーダーとして若手の指導にも関わっています」

2. 職務経歴(メインセクション)

企業ごとに「会社概要→在職期間→業務内容→実績・成果」を記載します。直近の職歴を最初に書く「逆年代順」がスタンダードです。

項目 記載内容
会社名・規模 ○○株式会社(従業員数○名・売上○億円)
在職期間 20XX年X月〜20XX年X月(X年Xヶ月)
部署・役職 ○○部・○○職(チームリーダー等)
業務内容 箇条書きで3〜5項目
実績・成果 数値を使って具体的に

3. スキル・資格

業務に直結するスキルと取得済み資格を記載します。PCスキルは「Excel(ピボットテーブル・関数活用レベル)」のように具体的な活用レベルを書くと伝わりやすいです。

4. 自己PR(最後に任意)

強みと入社後の活かし方を3〜5行でまとめます。職務経歴書に書く場合は「業務上の強み」を中心にします。

採用担当者が最初にチェックすること

採用担当者が書類を見る際、最初の30秒で確認するのは次の3点です。

① 実績が数値で書かれているか

「売上を改善しました」より「担当売上を前年比130%に伸長(○○万円→○○万円)」の方が圧倒的に印象が強い。数値化できる実績はすべて数字で表現します。

数値化のパターン例:

  • 売上・収益:「担当売上1.2億円を達成(前年比115%)」
  • コスト削減:「業務改善により月間コストを20万円削減」
  • 規模感:「10名チームのリーダーとして管理」
  • 期間:「3ヶ月でXXXを達成」

② 応募ポジションとの関連性があるか

同じ経歴でも、応募先の職種・業種によってアピールするポイントを変えます。「この人は自分たちが求めている人材に近い」と感じさせる内容にカスタマイズすることが重要です。

③ 読みやすいレイアウトか

文章が詰め込みすぎていると読むのが億劫になります。箇条書きを活用し、1項目1〜2行を意識しましょう。見出しと本文の文字サイズにメリハリをつけると見やすくなります。

よくある失敗パターンと改善策

失敗①:業務内容を羅列しているだけ

NG例:

「法人顧客への営業活動、顧客管理、社内報告資料の作成」

OK例:

「中小企業50社を担当する法人営業として、月20件のテレアポ・提案・クロージングを実施。新規顧客獲得数は年間15社、担当売上は入社1年目から毎年110%以上を維持」

失敗②:抽象的な表現が多い

「積極的に取り組みました」「リーダーシップを発揮しました」という言葉は何も伝えていません。「具体的に何をして、どんな結果になったか」を書きましょう。

失敗③:職歴のすべてを同じ深さで書く

直近3〜5年の経験を最も詳しく書き、古い職歴は簡略化します。採用担当者が最も知りたいのは「直近の経験」です。

失敗④:誤字脱字・フォーマットの乱れ

誤字脱字がある書類は「細部に気を使えない人」という印象を与えます。提出前に必ず印刷して目視チェックするか、Wordの校正機能を使いましょう。

未経験・転職回数が多い場合の書き方

未経験職種への応募の場合

直接的なスキルがなくても、「転用できるスキル(ポータブルスキル)」を前面に出します。

  • 営業→マーケティング転職:「顧客ニーズの把握・提案資料作成のスキル」
  • 事務→IT職転職:「業務改善・データ管理・ロジカルな作業遂行能力」

職務要約の冒頭に「○○未経験ですが、前職での△△経験を活かして貢献できると考えています」と明示するのも有効です。

転職回数が3回以上の場合

転職回数の多さより「各転職の理由と一貫したキャリア軸」を示すことが大切です。職務要約で「一貫して○○の仕事に携わってきた」という軸を冒頭で示しましょう。

よくある質問

Q. 職務経歴書はWordとPDFどちらで提出すればいいですか?

企業から指定がある場合はそれに従います。指定がない場合はPDF提出が一般的です。レイアウトが崩れないため、採用担当者が意図通りのフォーマットで確認できます。WordはPDFに変換してから提出しましょう。

Q. 在職期間が短い(1年未満)の場合はどう書けばいいですか?

短期離職は正直に記載する必要があります。職歴に空白を作ると後で問題になります。ただし、面接での補足説明(病気・家族の事情・ハラスメントなど正当な理由)を準備しておきましょう。

Q. 職務経歴書の書き方テンプレートはありますか?

各転職サービスが無料テンプレートを提供しています。リクルートエージェント・doda・マイナビ転職のサイトからダウンロードできます。Wordテンプレートを使えば、フォーマットを整える手間が省けます。

まとめ

職務経歴書作成のポイントをまとめます。

  • 採用担当者は30秒〜1分で書類を確認する。冒頭の職務要約で「何ができる人か」を伝える
  • 実績は必ず数値化する。「頑張りました」ではなく「前年比130%を達成」
  • 応募先に合わせてアピールポイントをカスタマイズする
  • 直近の職歴を最も詳しく書き、古い職歴は簡略化する
  • 提出前に誤字脱字を必ずチェックする

まず職務要約の3〜5行から書き始めてみてください。そこから各職歴の実績を肉付けしていくと、全体が自然にまとまってきます。

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